PowerPointでチラシを作る方法をお探しですね。
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PowerPointで作る!本格的なチラシ・ポスターの作り方
普段の仕事でよく使っているPowerPoint(パワーポイント)。
実は、プレゼン資料を作るだけじゃなくて、チラシやポスターを作るのにもすごく便利なツールなんです。
「えっ、そんなことできるの?」って思うかもしれませんが、IllustratorやPhotoshopみたいな専門のデザインソフトがなくても、パワポの機能をちゃんと使えば、プロが作ったようなかっこいい印刷物が作れちゃいます。
ただし、そのためには最初の「サイズ設定」をきちんとやって、印刷するときに失敗しないための「データの作り方」を知っておくことが大事です。
この記事では、パワポでチラシやポスターを作るときの具体的な手順から、印刷会社に出しても大丈夫なデータの作り方、そしてデザインをワンランクアップさせるコツまで、わかりやすく説明していきますね。
まず最初にやっておくべき「サイズ設定」と「画質の準備」
チラシやポスターを作るとき、一番大切なのが作業を始める前の「ページ設定」です。
パワポを開いたばかりの状態だと、スライドのサイズが「ワイド画面(16:9)」になっていることが多いんですが、このまま作り始めちゃうと大変なことに。
印刷したいA4サイズなんかとは縦横の比率が違うので、印刷したときに変な余白ができたり、レイアウトがグチャグチャになったりするんです。
まずは「デザイン」タブから「スライドのサイズ」→「ユーザー設定のスライドのサイズ」と進んで、作りたい用紙のサイズに合わせて数字を入力しましょう。
たとえばA4サイズなら、幅21.0cm、高さ29.7cmです。
この最初の設定を間違えたまま作業を進めると、あとでサイズを変えたときに画像や文字の位置が全部ズレちゃって、直すのにめちゃくちゃ時間がかかります。
だから、絶対に最初にやっておいてください。
それから、もうひとつ大事な設定が「画質を落とさない設定」です。
パワポには、ファイルを軽くするために入れた画像を自動で圧縮して画質を下げる機能がついてるんです。
パソコンの画面で見る分には問題ないんですけど、ポスターみたいに大きく印刷すると、画像がぼやけてガッカリ…なんてことになりかねません。
これを防ぐには、「ファイル」タブの「オプション」から「詳細設定」を開いて、「イメージのサイズと画質」というところにある「ファイル内のイメージを圧縮しない」にチェックを入れておきましょう。
たったこれだけで、写真やイラストがキレイに印刷できて、仕上がりがグンと良くなります。
特に写真メインのポスターを作るなら、この設定は必須です。
ちなみに、A2やA1みたいな大きなポスターを作りたいときも、基本的にはA4サイズで作ってから拡大印刷する方法がおすすめです。
パワポで設定できるサイズには限界があるし、データが重くなりすぎて動作が遅くなるのを防げるからです。
多くの印刷会社では、A4サイズで作った高画質データを拡大して印刷してくれるサービスがあります。
ただし、その場合は元の画像が拡大しても荒れないように、できるだけ高画質の素材を使うようにしましょう。
作業を始める前に、「最終的にどのサイズで印刷するのか」「印刷会社に頼むのか、家のプリンターで印刷するのか」をハッキリさせておくと、スムーズに進められますよ。
素人っぽさをなくす!レイアウトと整列のコツ
パワポでプロっぽいチラシを作るために一番意識したいのが、「きちんと揃える」ことと「余白をとる」ことです。
デザイン初心者がやりがちな失敗って、情報を詰め込みすぎて余白がなくなって、ギュウギュウで読みにくいレイアウトになっちゃうことなんですよね。
まずは、スライドの上下左右に十分な余白(マージン)を確保しましょう。
パワポの「表示」タブにある「ガイド」機能を使うと、画面上に基準の線を表示できます。
たとえば、用紙の端から10mm〜15mmくらい内側にガイド線を引いて、文字や大事な画像はその枠の中に収めるようにします。
これだけでデザインに安定感が出て、洗練された感じになるんです。
余白って、ただの空きスペースじゃなくて、情報を区切ったり、見る人の目線を誘導したりする大事なデザイン要素なんですよ。
次に大切なのが、要素の「位置をきっちり揃える」こと。
タイトル、見出し、本文、画像なんかが微妙にズレてると、それだけで雑な印象になっちゃいます。
パワポには便利な機能があって、複数の図形やテキストボックスを選んだ状態で「配置」メニューから「左揃え」「中央揃え」「上下に整列」なんかをワンクリックでできるんです。
これを使って、見えない格子に沿ってピシッと揃えるのがポイントです。
あと、関連する情報(たとえば「開催日時」という見出しと「○月○日」という具体的な日付)は近づけて、別のグループとは距離を離す「近接」のルールを守ると、情報の優先順位が伝わりやすくなって、読む人にとってわかりやすいレイアウトになります。
フォント選びと色使いも、デザインの質を左右する大きなポイントです。
パワポにはたくさんのフォントがありますが、1つのチラシで使うフォントは、見出し用と本文用の2種類くらい、多くても3種類までにしましょう。
ゴシック体は見やすくて力強い印象、明朝体は高級感や誠実さが出ます。
ポスターの目的に合わせてメインのフォントを決めて、太字にしたりサイズを変えたりしてメリハリをつけるのがコツです。
色使いも同じで、ベースカラー(背景とか)、メインカラー(主役の色)、アクセントカラー(強調したい部分)の3色くらいに抑えると、統一感のある美しい仕上がりになります。
たくさんの色を使いすぎると散らかった印象になるので、写真に使われている色からスポイト機能で色を拾ってくるなどして、全体の色味を合わせるといいですよ。
印刷トラブルを防ぐ「塗り足し」と入稿データの作り方
家のプリンターで印刷する場合と、印刷会社に頼んで本格的に印刷してもらう場合では、データの作り方にちょっと違いがあります。
特に気をつけたいのが「フチなし印刷」と「塗り足し」の話です。
家庭用プリンターの多くは用紙の端っこまでインクを吹き付ける「フチなし印刷」ができますが、印刷会社では大きな紙に印刷してから仕上がりサイズに切るので、ちょっとしたズレが起こることがあるんです。
そのため、用紙の端ギリギリまで色や写真があるデザインだと、切るときのズレで端に白い隙間ができちゃうリスクがあります。
これを防ぐために必要なのが「塗り足し」です。
具体的には、仕上がりサイズ(A4とか)よりも上下左右に3mmずつ、合計6mmくらい大きく背景画像や図形を配置しておく処理のことです。
パワポでこの「塗り足し」を作るには、最初からスライドのサイズを仕上がりより大きめに設定する方法もありますが、計算が面倒な場合は、印刷会社が用意しているパワポ用のテンプレートを使うのが一番確実です。
多くのネット印刷では、パワポ形式(.pptx)のまま入稿できますが、一番トラブルが少ないのはPDF形式での入稿です。
パワポのデータをPDFで保存すると、フォントが別のパソコンで文字化けしたり、レイアウトが崩れたりするリスクを避けられます。
「ファイル」から「エクスポート」または「名前を付けて保存」を選んで、ファイルの種類をPDFにして保存しましょう。
PDFを作るときも注意点があります。
「オプション」から「PDFのオプション」を確認して、フォントの埋め込み設定が適切になっているかチェックすると安心です。
また、パワポは文字をアウトライン化(図形化)できないので、特殊なフォントを使ってると印刷会社の環境で正しく表示されないかもしれません。
基本的には「メイリオ」や「游ゴシック」みたいなWindowsに最初から入ってる標準的なフォントを使うか、どうしても特殊なフォントを使いたいなら、そのテキストボックスを画像として保存して貼り直すといった工夫が必要です。
入稿前には必ず、保存したPDFを自分のパソコンで開いて、文字のズレや画像の粗さがないかしっかりチェックしてくださいね。
最終仕上げと印刷用紙の選び方で完成度アップ
データができたら、いよいよ印刷ですが、ここで「紙の選び方」にもこだわると、ポスターやチラシの魅力がさらにアップします。
普通のコピー用紙は薄くて裏写りしやすいし、色の発色も沈みがちなので、掲示用のポスターや配布用のチラシにはあまり向きません。
写真の鮮やかさを強調したいなら、表面がツルツルした「コート紙」や「光沢紙」を選びましょう。
逆に、落ち着いた雰囲気や文字の読みやすさを重視するなら、光沢を抑えた「マット紙」がおすすめです。
最近では、家電量販店や文具店で「インクジェットプリンター専用の厚手マット紙」なんかが売ってて、これを使うだけでも家のプリンターとは思えないくらい高品質な仕上がりになりますよ。
印刷する前には、必ず「テスト印刷」をしましょう。
パソコンの画面で見てる色と、実際に印刷された色には、どうしても差が出るんです。
モニターは光で色を表現してるから鮮やかに見えますが、印刷物はインクの反射で見えるから、画面より暗く沈んだ色に見えることが多いんですよね。
特に紺色や濃い赤なんかは、潰れて黒っぽく見えちゃうことがあります。
テスト印刷の結果を見て、写真を少し明るめに補正したり、文字の色を調整したりして、思った通りの色味になるように微調整を繰り返します。
あと、誤字脱字のチェックも、モニターで見るだけじゃなくて、一度紙に出力して赤ペンを持って確認すると、見落としてたミスに気づきやすくなります。
最後に、印刷設定の確認も忘れずに。
プリンターのプロパティ画面で、用紙の種類(普通紙、光沢紙など)と印刷品質(標準、きれい、高画質など)を正しく設定してるか確認してください。
いい紙を使ってても、設定が「普通紙」「高速印刷」のままだと、インクの量が適切に調整されなくて、本来の画質が出せません。
印刷会社に頼む場合は、紙の厚さ(90kg、110kg、135kgなど、数字が大きいほど厚い)や加工オプション(折り加工とか)を指定できます。
掲示期間が長いポスターや、屋外に貼るチラシなら、少し厚めの紙を選ぶか、ラミネート加工を検討すると長持ちしますよ。
ここまでの工程を丁寧にやれば、パワポで作ったとは思えない、効果的で美しいチラシ・ポスターが完成するはずです。
チェックリスト:忘れずに確認しよう!
* **スライドのサイズ設定**:作業を始める前に「ユーザー設定」で目的の用紙サイズ(A4など)に合わせる
* **画像の高画質設定**:「オプション」から「ファイル内のイメージを圧縮しない」をオンにする
* **余白と整列**:ガイド線を使って、文字や画像を端ギリギリに置かない。
要素をきちんと揃える
* **フォントと配色**:使うフォントは3種類以内、色も3色くらいに絞って、見やすくする
* **入稿データ形式**:印刷会社への入稿はPDF形式がおすすめ。
フォントの埋め込みや画質を確認する
これらのポイントを押さえれば、あなたもパワポで素敵なチラシやポスターが作れますよ!
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