PowerPointのスポイト機能の使い方をお探しですね。
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PowerPointのスポイト機能で色を抽出!グラデーションと配色の基本ルール
プレゼン資料を作っているとき、「Webサイトで見つけたロゴと同じ色を使いたいな」「写真の雰囲気に合わせて、文字の色もおしゃれに統一したい」って思ったことありませんか?カラーパレットから似た色を探そうとしても、なんだか微妙に違う色になっちゃって、素人っぽい仕上がりになってしまうこと、ありますよね。
そんな悩みを一発で解決してくれるのが、PowerPointの「スポイト機能」なんです。
この機能を使えば、画面に映っているどんな色でも正確に抽出して、自分のスライドに使うことができます。
でも、ただ色をコピーするだけじゃ、見やすい資料にはなりません。
抽出した色を上手に使うための「配色のルール」や、もっと洗練された印象を与える「グラデーション」のテクニックを組み合わせることで、資料のクオリティはグッと上がります。
この記事では、PowerPointのスポイト機能の基本的な使い方から、知ってると便利な「画面外の色を抽出する裏ワザ」、そして抽出した色を活かしてプロっぽいデザインに仕上げるための配色とグラデーションのコツまで、詳しく解説していきます。
【基本編】PowerPointスポイト機能の使い方と「画面外」の裏ワザ
まずは、PowerPointのスポイト機能の基本的な操作方法と、意外と知られていない便利な活用テクニックについて説明しますね。
この機能をマスターするだけで、色選びにかかる時間がかなり短くなりますよ。
PowerPoint内にある画像や図形から色を抽出するのは、とっても簡単です。
たとえば、スライドに貼り付けた商品写真の中から特定の色を取り出して、見出しの文字色に使いたい場合を考えてみましょう。
まず、色を変えたいテキストや図形を選択します。
次に、「図形の書式設定」タブ(またはホームタブ)にある「図形の塗りつぶし」や「文字の塗りつぶし」のメニューを開いて、その中から「スポイト」をクリックしてください。
カーソルがスポイトの形に変わるので、そのまま抽出したい色の部分にカーソルを合わせてクリックするだけ。
これで、その色が一瞬で適用されます。
ここまでは基本の使い方なんですが、実はPowerPointのスポイト機能には、PowerPointのウィンドウの外にある色も抽出できる「裏ワザ」があるんです。
普通、スポイト機能を選んだ状態でマウスカーソルをPowerPointのウィンドウの外に出すと、スポイト機能が解除されちゃって、色が取れなくなります。
Webサイトや別のファイルにあるロゴの色を使いたいとき、不便だなって感じたことがある人も多いはず。
でも、簡単な操作でこれを解決できるんです。
手順は次の通り。
まず、いつも通りスポイト機能を選択します。
次に、スライド上のどこでもいいので「左クリックをしたまま(押しっぱなしにして)」、指を離さずにマウスをPowerPointのウィンドウの外までドラッグしてください。
すると、スポイト機能が使える状態のまま画面外へ移動できて、ブラウザ上のWebサイトやデスクトップの壁紙など、PC画面に表示されているどんな場所の色でも吸い取れるようになります。
抽出したい色の上でマウスのボタンを離せば、その色が適用されます。
このテクニックを覚えるだけで、資料作成の効率とデザインの幅がグンと広がりますよ。
【理論編】抽出した色をどう使う?配色の「70:25:5」の法則
スポイト機能を使えば好きな色を自由に使えるようになりますが、だからといって色をたくさん使いすぎるのはNGです。
色が多すぎると、どこが大事なのかが伝わりにくい、ゴチャゴチャした印象の資料になっちゃいます。
抽出した色を効果的に見せるためには、配色の黄金比と呼ばれる「70:25:5の法則」を意識することが大切です。
この法則は、スライド全体に使う色を3つの役割に分けて、それぞれの面積の比率をコントロールするっていう考え方です。
一つ目は「ベースカラー」で、全体の70%を占める背景色などがこれにあたります。
基本的には白やごく薄いグレーなど、文字の邪魔をしない無彩色を選ぶのが鉄則です。
二つ目は「メインカラー」で、全体の25%くらいに使います。
これが資料の印象を決める色で、会社のコーポレートカラーや、商品写真からスポイトで抽出した色をここに設定すると統一感が出ます。
見出しや図形の枠線、強調したい部分の背景などに使います。
三つ目は「アクセントカラー」で、残りの5%に使う「強調色」です。
ここぞというポイントや、注意書き、グラフの最大値など、視線を集めたい場所にだけ限定して使います。
一般的にはメインカラーの「補色(反対色)」や、鮮やかな赤やオレンジなどが選ばれます。
たとえば、海辺のリゾート開発についてのプレゼン資料を作るとします。
まず、メインとなる海の写真から、スポイト機能で鮮やかな「ターコイズブルー」を抽出します。
これをメインカラー(25%)として、見出しの帯や図形に使います。
背景(ベースカラー70%)は白にして、清潔感を保ちます。
そして、夕日のような「オレンジ色」をアクセントカラー(5%)として、重要な数字や成果の部分にピンポイントで使います。
こんな感じで、スポイトで抽出した色を「メインカラー」として使って、そこから全体のバランスを考えることで、写真とスライド全体が調和した、プロみたいな配色の資料が完成します。
【応用編】スポイト×グラデーションでプロ級のスライドを作るコツ
単色での塗りつぶしに慣れてきたら、次は「グラデーション」を取り入れてみましょう。
スポイト機能で抽出した色をそのまま使うだけじゃなく、グラデーションと組み合わせることで、奥行きのある洗練されたデザイン表現ができるようになります。
ただし、やみくもに色をたくさん使った派手なグラデーションは、ビジネス資料には向きません。
ここでは、実用的で品のあるグラデーションの作り方を紹介しますね。
一番使いやすくて、失敗が少ないのが「同系色のグラデーション」です。
まず、図形を挿入して、スポイト機能を使ってメインカラー(例:濃い青)で塗りつぶします。
次に、図形を右クリックして「図形の書式設定」を開いて、「塗りつぶし(グラデーション)」を選択します。
このとき、グラデーションの分岐点を両端の2つだけに設定するのがコツです。
片方の分岐点には先ほど抽出した「濃い青」を設定して、もう片方にはそれよりも「少し明るい青」または「少し暗い青」を設定します。
極端に違う色を混ぜるんじゃなくて、わずかな明るさの差をつけることで、光が当たっているような上品な立体感が生まれます。
また、写真の上に文字を載せるときに役立つ「透明グラデーション」も覚えておきたいテクニックです。
写真の上に直接文字を置くと、背景と重なって読みづらくなることがありますよね。
そんなときは、文字の下に長方形の図形を敷いて、その図形に黒から透明へと変化するグラデーションを設定します。
具体的には、グラデーションの分岐点を2つとも「黒」に設定した上で、片方の分岐点の「透明度」を100%にします。
こうすることで、文字がある部分は黒く背景が暗くなって文字がくっきり見えて、写真側に向かって自然に透けていく「座布団」みたいな効果を作ることができます。
このテクニックを使えば、写真の雰囲気を壊さずに、読みやすいスライドを作れますよ。
【効率化】毎回スポイトしない!「テーマの色」に登録する方法
スポイト機能は便利なんですが、スライドを作るたびに毎回同じ色を画像から抽出するのは手間がかかるし、作業効率も悪くなっちゃいます。
資料全体で統一して使う色は、「テーマの色」として登録してしまいましょう。
一度設定しておけば、カラーパレットの一番上に常にその色が表示されるようになって、ワンクリックで使えるようになります。
自分だけの配色パレットを作るには、「表示」タブから「スライドマスター」を開きます。
スライドマスター表示になったら、「色」っていうメニューから「色のカスタマイズ」を選択します。
ここで、アクセント1〜6までの色を自由に設定できます。
スポイト機能を使って抽出した色や、会社の規定カラーのRGB値をここに入力して、名前を付けて保存してください。
この設定をしておくことには、単なる時短以上のメリットがあります。
それは、「資料全体の色味が自動的に統一される」っていう点です。
グラフを新しく作ったときも、自動的にこの登録した配色パターンが適用されるので、手動で色を変えなくてもトーン&マナーの揃ったグラフができあがります。
また、RGB値を正確に知りたい場合もテクニックがあります。
スポイト機能で抽出した色が適用された図形を選択して、「塗りつぶしの色」から「その他の色」を開いて「ユーザー設定」タブを見ると、その色のRGB(赤・緑・青)の数値が表示されています。
この数値をメモしておけば、他のアプリケーション(ExcelやWordなど)でもまったく同じ色を再現することができますよ。
色は、プレゼンテーションの印象を大きく左右する要素です。
スポイト機能を活用して正確な色を選んで、配色の基本ルールとグラデーションの技術を組み合わせることで、あなたの資料は「ただの情報伝達」から「心を動かすプレゼンテーション」へと進化します。
まずは身近なロゴや写真から色を抽出して、スライドに取り入れるところから始めてみてはどうでしょうか。
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